• 第3回生活困窮者によりそう相談員のためのスキルアップセミナー

活 動 内 容

(1)寄り添い支援事業
(2)社会的排除の実態解明事業
(3)直接支援団体のネットワーク化事業
(4)人材育成事業
(5)政策提言事業
(6)基金運用事業
(7)前号に附帯関連する事業

社 会 的 包 摂 (Social Inclusion) に つ い て

 「社会的包摂サポートセンター」は、社会的包摂を進めるための事業に取り組む一般社団法人です。
「社会的包摂」という言葉は、初めて目になさる方も多いかもしれません。
ぜひ皆さんに「包摂」について知っていただきたいと思い、私たちは法人の名称としました。

さまざまな社会的リスク(お金や仕事がなくなるなど)によって、人々が社会から切り離されてしまうことを「社会的排除」といいますが、これはヨーロッパから始まった概念です。

社会的なリスクが個人の上で連鎖していくと、その人は社会から切り離されてしまうことがあるのです。例えば、「学習機会が不足していた」→「不安定な仕事にしか就けなかった」→「病気になってしまった」→「退職/失業」→「住居の不安定/喪失」という想定を考えてみると、その時、人は家族からも会社からも地域社会からも切り離されてしまっているかもしれないということが想像できます。

 「働いても生活できる給料が得られない」「仕事が見つからない」「病気で解雇された」「家賃が払えないのでアパートが借りられない」「学校に行けない」などの生活困難を連鎖させない、いつでもどこかで支援を得ることができる、新たな社会の仕組みが必要と考えます。

そこで、こうした「排除」を
食い止めるために生まれた考え方が
「社会的包摂」です。

社会的包摂は、1980 年代から90 年代にかけてヨーロッパから広まった概念です。第二次大戦後、ヨーロッパの人々の生活保障は「福祉国家の拡大」によって保障されていました。けれど、1970 年代以降の低成長期において、失業と不安定雇用の拡大に伴って、若年者や移民などが福祉国家の基本的な諸制度(失業保険、健康保険等)からもれ、「新たな貧困」が拡大しました。
今の日本の状況にとても近いとは言えないでしょうか。
日本政府も「社会的包摂」を推進しようと、内閣府に「社会的包摂推進室」を設置しています。

そして、現在の被災地では「社会的排除」につながりかねない、被災者の孤立が危惧されています。

「寄り添いホットライン」は、
「一人にしない」「社会から切り離さない」ことを目指して
電話相談に取り組みます。